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大学教員として生きる道

著者は40歳代の都内中堅私大の准教授です。大学教員になるまでの経緯、日常の出来事などを記録します。

科研費に採択されるためにやるべきこと

 

今回は自分への言い聞かせであるので,参考になるかどうか分かりませんが興味のある方はどうぞ.大学教員である以上、科研費男のロマンだ。世界に一つとない新たな挑戦を行い、そのようなチャレンジに対して科研費の採択を受け研究を行い世の中を良い方向に導くことが出来れば最高だ。

 

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10年ぐらい前から科研費申請に関するマニュアル本がいくつか出版されている.私も研究者になった初めのうちは興味があってそのような本も手にしたが結局は,実力がないと採択されない.では,その実力とは何かを追及しないといけない.今回はあくまでも科研費に採択される上での実力として考えたい.研究者の実力については別の機会にまとめたい.

 

まず,科研費申請書には初めの数行で研究目的を記入する欄があるので,そこで審査員の目に留まらなければ採択されない.聞くところによると審査員は,正月明けの忙しい時期に一人100件ほどの審査書類に目を通す必要があるとか.そうであるならば尚更,審査員に印象づける必要がある.世界に一つとない新たな挑戦であるかどうかだ。

 

次に,業績欄にしっかりと申請者の筆頭著者名で埋まっているかどうかが重要だろう.申請者自身に研究遂行能力があるのか,研究者の研究環境が目的とする研究を遂行するに値するのかどうか,そのあたりも重要だと思われる.

 

そして,何よりパッションが伝わってくるかどうか.

申請書から,じゃあぜひこの研究を進めて世の中に役立てて欲しいと思わせることができるかどうかが勝負だ.

 

最後には体裁も手を抜くことはできない.誤字脱字のチェックはもちろん,予算の内容,根拠,倫理的配慮など抜かりなく記入することである.

 

研究者として駆け出しの大学院生時代に先輩より,おまえの書いている文章は何が言いたいのかよく分からないと叱られたが,自分の文章を30回読み返せと言われた.そうすると自分なりに文章のつながりなどおかしなところが見えてくるようになってきた.

ちなみにこのブログは,ノーチェックで思いつくままの乱筆ですので,ここまでお付き合いいただきました読者に感謝です.